結婚式やお祝いごとに不可欠な、贈答用の紙袋や、お正月に使われるお祝い金を入れる袋、さらには小さなプレゼント用の袋など、これらを数える際の正しい方法をご紹介します。
紙袋自体のみの場合と、中にお金を入れて祝儀やお年玉として贈る場合では、数え方が異なります。
祝儀袋やお年玉袋の数え方
単に紙袋だけの場合は、
●一枚
と数えます。しかし、中にお金を入れて封して贈る場合には、
●一封
●一包
のように表現します。
手紙や包装されたプレゼント、お金を数える際に「封」を使用し、包まれた贈り物やお金には「包」を用います。
一封という表現に馴染みがないかもしれませんが、一般的に「金一封」というフレーズはよく使われています。
紙一枚で包んだ祝儀やお年玉も、「一包」として数えることができるのです。
熨斗袋と小袋の数え方について
熨斗袋や小袋を数える時、祝儀袋やお年玉袋と同じく、
●一枚
●一封
●一包
という言葉を使うことがあります。
時には「一袋」として数えることもあります。
まとめ
市場には、豪華な装飾が施された祝儀袋や、シンプルな水引きが特徴のものなど、さまざまなデザインの祝儀袋があります。
しかし、大切なのは中に入れる金額と外見のバランスを考えることです。
美しいデザインに惹かれて選んだけれど、中の金額がそれに見合わない場合、見栄えが悪くなる恐れがあるため注意が必要です。
一方で、中身の金額が豊富な場合は、外見も豪華な祝儀袋を選ぶべきでしょう。