玉ねぎのぬめりの原因は何?腐りにくい玉ねぎの保管方法もご紹介

食べ物豆知識

 

こちらの記事では玉ねぎを切った時に出てくるぬるぬるしたぬめりは何かについてご紹介しています。

色々な料理に大活躍の玉ねぎ。

ある日玉ねぎを切っていたらぬるっとした薄い膜が出てきました。

「なんかぬるぬるしているけど食べても大丈夫なのかな?」と不安になり色々調べたところ、ぬめりの原因は玉ねぎの成分によるものでした。

本文では玉ねぎのぬめりの原因や、腐っている時の状態、玉ねぎの保管方法についてもご紹介していますので参考になると嬉しいです。

玉ねぎのぬめりの原因は何?食べても大丈夫?


玉ねぎを切った時にあるぬるぬるする薄い膜のぬめりは、玉ねぎの成分によるものなので基本的には食べても大丈夫です。

玉ねぎのぬめりの成分は、ネギ類全般に共通して含まれる「粘物質」です。

新鮮な長ネギを切った時にもゼリー状のものが出てくることがありますがそれと同じ成分です。

玉ねぎのぬるぬるした薄い膜は、玉ねぎに含まれるセルロースペクチンという糖類が玉ねぎの水分と混ざってぬるぬるする膜になるんです。

玉ねぎを炒めると甘くなるのはこの糖類のおかげですよー

ですので、玉ねぎを切った時にあるぬるぬるした薄い膜のぬめりは腐っているというわけではないので食べることができます♪

玉ねぎのぬめり以外にこんな状態が出たら腐っているかも…

玉ねぎのぬめりは成分によるものなので基本的には食べても大丈夫という事を叙述しましたが、ぬめり以外に次のような状態がある場合は腐れている可能性があるので注意が必要です。

玉ねぎの実から液体がにじみ出ている場合

玉ねぎを触ってみて、表面がぬるぬるするだけでなく、実自体から液体がにじみ出て湿っぽくなっている場合は注意が必要です。

玉ねぎが全体的にぶよぶよしていてぬめっている場合。

普通は硬い玉ねぎが触るとぶよぶよしている時があります。

実際私もこのような経験がありますが、明らかに触ると柔らかく、茶色く変色していて「食べたら危険!」ということが見て分かりました。

玉ねぎのニオイがいつもとちょっと違くて変な臭いがする場合

こちらもわたしも経験したことがありますが、明らかにいつもの玉ねぎのニオイと違います。

鼻にツーンとくるような刺激臭がします。

以上のように、玉ねぎが腐っているかどうかは上記のような状態が見られます。

ぬめりだけの時は玉ねぎの成分によるものなので基本的に大丈夫ですが、見た目・感触・ニオイを総合的に見て判断することが必要になってきます。

玉ねぎは水分が豊富で実は腐りやすい野菜なんです。

次にせっかく買った玉ねぎをなるべく長持ちさせる方法をご紹介しますね。

玉ねぎをなるべく長持ちさせる方法

水分が豊富な玉ねぎは保存の仕方を気を付けないとすぐ腐れてしまいます。

玉ねぎを腐らせないように保存する方法は、通気の良い温度の低い場所に保存しましょう。

冬場などの涼しい季節は常温でおいていても大丈夫ですが、春や夏などの季節は冷蔵庫に入れて保存したほうが長持ちしますよー!

私の祖母は畑で野菜を作っていて玉ねぎを大量に作るのですが一度に食べきれないので一日中日陰の場所に物干し竿をかけて通気性を良くし、その物干し竿にネットに入れた玉ねぎを干して保管しています。(干し柿のように…)

通気性が良いので2~3か月くらいもつ玉ねぎもあるんですよー!

ちなみにわたしは、玉ねぎがビニール袋に入っていた場合は袋から出してエンバランスという、より野菜が長持ちするビニール袋に移して保管しています。

エンバランスは葉野菜なども普通の袋に入れて保存するより長持ちするので重宝しています。

繰り返し使っても効果は持続するので、こんな感じで見た目がくしゃくしゃになるまで使っていますが野菜が長く新鮮なままですよ♪(笑)

始め買うときは少しお高く感じたのですが、繰り返し使えるのと、お野菜も長持ちして腐りにくいので結果的にはとってもエコで節約にも繋がってます♪

さいごに

玉ねぎのぬめりは玉ねぎのうまみ成分のセルロースやペクチンという糖類によるものでした。

玉ねぎのぬめり以外に、ニオイや食感、実から液体がにじみ出ていたり変色している場合は腐っている可能性があるので注意が必要ですよ。

料理に大活躍の玉ねぎですので、通気性の良い場所や冷蔵庫などの温度の低い場所で保管して上手に長持ちさせたいですね。

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