こちらの記事では、食洗機の臭い取りに重曹やクエン酸は使えるのかどうか、臭い取りに最適な洗剤や掃除方法をご紹介しています。
また、毎日行った方が良い臭い対策や、食洗機の臭いの原因についてもご紹介しています。
食洗機をずっと使っていると、庫内が生ごみ臭かったりベタベタしたりすることありませんか?
実際にわたしも自宅で食洗機を使っているのですが、残菜フィルターがすぐにベトベトしていたり、庫内から時々嫌なにおいがしたりするんですよね…泣
なにか対策はないかと色々調べていたら、食洗機の臭い取りには臭いの原因別に洗剤を選ぶことが大切だということが判明しました。
本文では、食洗機の取りの方法を臭いの原因別に最適な洗剤をご紹介していますので参考になると嬉しいです。
食洗機の臭い取りに効果的な洗剤と臭いの原因をご紹介
食洗機の臭い取りに効果的な洗剤をご紹介します。
食洗機の臭い取りに効果的な洗剤として、
- オキシクリーンや重曹などのアルカリ性洗剤
- クエン酸などの酸性洗剤
などが効果的です。
ただ、臭いの原因別に上記の洗剤を使い分けることが大切です。
食洗機の臭いは主に
- 残菜フィルターの生ごみや油汚れが蓄積された臭い
- 食洗機洗剤の残りカスの臭い
- 水垢・ぬめりからくるニオイ
などが考えられます。
臭いの原因別に洗剤の種類を変えることがより効果を発揮して大切ですよ。
それでは臭いの原因別に合った洗剤をご紹介します。
生ごみが蓄積された臭いや油汚れに効く洗剤はコレ!
食洗機の臭い取りに効果を発揮するアイテムその1はオキシクリーンなどのアルカリ性洗剤です。
オキシクリーンは生ごみが蓄積された臭いや油汚れに効果を発揮します。
オキシクリーンはアルカリ性の洗剤なので油を分解する力があるんです。
食洗機内のベタベタした感じもとれる上に、除菌もできるのでとてもおすすめですよ。
他にも重曹やアルカリウォッシュなどのセスキ炭酸ソーダも油汚れを落としてくれるのでおすすめですよ。
※オキシクリーンには、日本版をアメリカ版の2種類あるのですが、日本版のオキシクリーンを使うようにしましょう。
アメリカ版のオキシクリーンには界面活性剤が入っており、食洗機内で使うと泡だらけになって食洗機の故障の原因になる可能性があります。
もし、泡だらけになってしまった場合はこちらの記事に対処方法を載せていますのでご覧ください。
CHECK!!>>食洗機用洗剤と台所用洗剤の違いは何?食洗機用洗剤以外を使ってもOK?
オキシクリーンなどのアルカリ洗剤を使った掃除方法をご紹介
オキシクリーンなどのアルカリ洗剤を使った掃除方法をご紹介していきます。
- 食べ物のクズなどを取り除いた後にオキシクリーン小さじ1~2杯を洗剤投入口に入れ、標準の掃除コースボタンを押す。(投入口がない場合は食洗機内にまんべんなく振りかける)
- コースが終了したら中に残っている水滴を拭き取り、内部をしっかり乾燥させる。
このような手順で掃除を行ってくださいね。
セスキ炭酸ソーダで食洗機を掃除する方法
セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすいので直接食洗機内の洗剤投入口に入れてOKです。
掃除方法ですが、小さじ2杯のセスキ炭酸ソーダを食洗機内の洗剤投入口に入れて標準の掃除コースボタンを押すだけです。
これで食洗機内のベタベタした油汚れもすっきり落ちますよ♪
重曹で食洗機の掃除をする方法
重曹で食洗機の掃除をする方法ですが、重曹の粉を直接食洗機に入れてはダメです。
重曹の成分が食洗機内で固まってしまう可能性があり、食洗機の故障につながる恐れがあります。
そこで、重曹で食洗機の臭い取りを行う場合は必ずお湯で重曹の粉を溶かしてから使用するようにしてください。
- 重曹大さじ1にお湯大さじ3程度の量を混ぜ、その重曹水を食洗機の洗剤投入口に入れる。
- お手入れコースなどの、標準よりも長く洗えるコースで洗う。
※お使いの食洗機によっては重曹の使用をNGとしている場合があるので使用前に必ず取扱説明書をご覧ください。
食洗機洗剤の残りカスや水垢・ぬめりに効く洗剤はコレ!
食洗機の臭い取りに効果を発揮するアイテムその2はクエン酸などの酸性洗剤です。
クエン酸などの酸性の洗剤は食洗機洗剤の残りカスや水垢・ぬめりからくるニオイに効果を発揮しますよ。
クエン酸は臭い取りだけでなく、消臭や菌の抑制にも効きますよ。
また、クエン酸は天然由来の成分なのでちいさなお子様がいるご家庭でも安心して使うことが出来ます。
クエン酸などの酸性洗剤を使った掃除方法をご紹介
クエン酸などの酸性洗剤を使った掃除方法をご紹介していきます。
- クエン酸大さじ3を洗剤投入口に入れ、標準の掃除コースボタンを押して食洗機内を洗う。
標準コースが終わったら取り外せる付属のものは外し、クエン酸水をスプレーしてこすり洗いをする。(クエン酸水の作り方・・・クエン酸小さじ2杯+水200mlの割合でよく混ぜる。) - こすり洗いが終わったら水でよく洗い流す。
- 食洗機内の水滴や付属の部品の水滴を拭き上げて完成。
以上のような流れで食洗機内を掃除することが出来ます。
食洗機内に水滴が残っているとまた水垢が出来てしまうので面倒ですがきちんと拭き上げるようにしましょうね。
※クエン酸などの酸性洗剤は金属に使用するとサビが発生する場合があるので、お使いの食洗機の取扱説明書などを確認してからお使いくださいね。
食洗機の臭い取りは毎日のお手入れが大切!
食洗機の臭い取りにオキシクリーンやセスキ炭酸ソーダなどがおすすめだとご紹介してきましたが、一番大切なのは毎日のちょこっとしたお手入れです!
毎日のお手入れが食洗機の臭いの発生の予防につながりますよー。
とっても簡単なのでぜひやってみてくださいね♪
①食器を予洗いする
食洗機にお皿を入れる前に、食べ残しや汚れのひどいお皿やお鍋などは軽く汚れを拭き取ってから食洗機に入れるようにしましょう。
また、ご飯粒や焦げ付きなども食洗機だけでは汚れが落ちにくいので水につけてふやかしておくとより綺麗に落ちますよ。
②洗剤は適量を入れる
汚れを落とすための食洗機用洗剤を多く入れていませんか?
洗剤を多く入れ過ぎた時の溶け残りも臭いの原因になりますので、洗剤を入れ過ぎないようにしましょう。
また、食洗機いっぱいに食器を入れてしまうと綺麗に洗いきらない原因になりますので、食器を入れる量は食洗機の容量の7割程度に収めましょう。
③汚れた食器を入れたまま放置しない
食器を入れたらすぐに食洗機のスイッチを入れて洗浄を始めるようにしましょう。
汚れた食器を入れたままにするとそれもまた臭いの原因になります。
④食洗機庫内をしっかり乾燥させる
使い終わった食洗機の庫内をきちんと乾燥させるようにしましょう。
食洗機内が濡れたままで放置されると菌が繁殖しやすくなります。
乾燥機能付きの食洗機だったらしっかり乾燥まで完了する、そうでない場合は食器を洗った後しっかり庫内を拭いたりして乾燥させましょう。
⑤残菜フィルターのゴミを毎回取り除く
食べ物のカスを受け取ってくれる残菜フィルター。
この食べ物のカスを食洗機を使う前にしっかり取り除いておきましょう。
残菜フィルターをずっと洗わないでおくと油汚れがべたべた付いていたり、臭いの元になります。
時々柔らかい歯ブラシなどで網目部分も綺麗にしてあげるとより良いですね。
⑥長期間使わない時はコップ1杯の水を食洗機内に入れる
こちらは毎日行う事ではありませんが、ビルトインタイプの食洗機は長期間使わないでいると、下水の臭いが上がってきて食洗機が臭う場合があります。
その理由が、食洗機内に下水の臭いが入ってこないように普段はトラップに水がたまるようになっているのですが、長期間食洗機を使わないでいると、トラップ内の水が蒸発して下水の臭いが上がってくる場合があるのです。
長期間旅行などで食洗機を使わない時はコップ1杯ほどの水を食洗機に入れておくと良いでしょう。
※お使いの食洗機によっては下水と繋がっていない場合があるので、詳しくは取扱説明書をご覧ください。
さいごに
食洗機の臭い取りについて最適な洗剤や、毎日の食洗機のお手入れについてご紹介してきました。
毎日お手入れをちょこちょこしてあげるだけで臭いも気にならずに清潔に使う事ができます。
わたしも自宅で食洗機を使っていますが、毎日のお手入れを怠らないだけで臭いが付きにくいのを実感しています♪
ぜひ上記のお手入れ方法をお試しくださいね^^