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無洗米は洗う必要はある?美味しく炊く方法もご紹介!

生活上のお悩み

最近では、無洗米の需要が増加しており、精白米(普通米)と同じように市場に出回っています。

無洗米はその名の通り、お米を洗わずにそのまま調理することができるのでしょうか?

また、無洗米に水を加えると白く濁ることから、この現象はヌカの影響だと疑問を抱く方もいらっしゃることでしょう。

しかし、実際には無洗米が白く濁る原因は、ヌカではなく「でんぷん質」という成分によるものです。

基本的に無洗米は洗わなくても問題ありませんが、一部の無洗米は特殊な加工方法を行うことで、洗わないとヌカ臭さが残る場合があるといいます。

そこで、無洗米を洗って調理するかどうか、正しい方法について詳しく調べてみました。

無洗米は洗う必要はある?

無洗米は水を加えると白く濁る場合があります。

そのため、精白米を使っている人は「本当に洗わなくていいのかな」と悩むかもしれません。

しかし、無洗米は洗わずに炊いても、栄養素を十分に摂取できます。

ただし、無洗米の製法によってはヌカ臭さが残るものもあります。

一部の製法では、1~2回洗うことが適しています。

商品には、肌ヌカを取り除く方法が記載されていない場合があるため、生産者の説明書に従うことをおすすめします。

無洗米を美味しく炊く方法と留意点

無洗米を使っての炊き方や留意点をご説明いたします。

①無洗米を入れます。

お米用の計量カップなどでお米を量り、釜に入れます。

②洗うか洗わないか判断

水を入れると白く濁ることがありますが、洗わなくても問題ありません。

ただし、もし気になる場合はさっと水洗いしても良いでしょう。

また商品によっては洗うタイプがあるため、説明書の指示に従ってください。

水を入れた後は、軽くかき混ぜます。

③水の加減に注意

無洗米は精白米用の計量カップで量っても、精白米より重量があるため、増加した量の水を加える必要があります。

一杯あたり大さじ1~2杯が目安で、3カップであれば100cc程度となります。

ただし、無洗米機能が付いている炊飯器の場合は、その目盛りに従いましょう。

④浸水する

とぎ洗いしない場合は、浸水が必要です。

夏場であれば30~40分、冬場であれば50~90分程度が目安です。

⑤炊飯して蒸らす

炊き上がったら、約15分程度蒸らします。炊飯器に蒸らし時間が含まれている場合もあります。

⑥ほぐす

蒸らしが終わったら、ふたを開けて底から軽くかき混ぜ、余分な蒸気を逃がして水分をとります。

無洗米とは?

そもそも無洗米とはどのような商品なのでしょうか。

お米の販売場所でよく見かける商品に、精白米や玄米と共に無洗米があります。

玄米から一般的なヌカを取り除いたものが普通米であり、その反対に肌ヌカを取り除いた商品が無洗米です。

精白米には肌ヌカが多く残っているため、その肌ヌカを除いた製品が無洗米になります。

無洗米には肌ヌカがなく、そのために表面にヌカ臭が発生しにくいという特徴があります。

従って、水で洗う必要がない製品です。

肌ヌカを除く製法には、肌ヌタの粘膜性を利用するヌカ式、タピオカでん粉を使うタピオカ式、水で洗って乾燥させる水洗い式などがあります。

無洗米は、この製法によって水を使って洗う必要がなく、さっとかき回すだけでも炊飯ができます。ただし、ブラシ、不織布や研磨機を用いた製法では、他の方法と違い洗う必要があります。

洗う理由は、肌ヌカを完全に除去できず、そのためにヌカ臭が残ることからです。

無洗米の製法には種々あるため、洗わずに炊飯ができる無洗米もあれば、洗わずに炊飯ができないタイプもあります。

無洗米は洗う必要はある?美味しく炊く方法もご紹介!まとめ

無洗米には品質が異なるものがあります。

通常、無洗米は洗わなくても問題ありませんが、ブラシや不織布、そして研磨機を使用した品種については、1~2回洗うことをおすすめします。

そのため、無洗米については、品質によって洗う必要があるかどうかが異なるため、どちらが正しいとは一概には言えません。

迷った場合は、裏面の説明書を参照しましょう。

また、無洗米を炊く際には、精白米とは異なる水の加減や浸水時間に注意が必要です。生産者が大切に育てたお米を、正しい方法で調理して、おいしく楽しみましょう。

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