その香りと味わいで、つい手に取ってしまう焼き芋。
食べごろはやはり出来立てですが、家に着くころには冷めてしまうこともよくあります。
冷えた焼き芋も美味しいですが、温かいとさらに格別ですよね！
でも、ただ電子レンジで温めると乾燥しがち。
外はパリッと、中はしっとりとした焼き芋の再加熱方法を知りたいと思いませんか？
そんなあなたに、下記の方法をお伝えします！
●オーブンでじっくり焼き芋を温め直す方法
●トースターでカリッと焼き芋を温め直す方法
これらの方法を詳しくご説明します。
焼き芋を電子レンジでふっくら再加熱する方法
電子レンジを使った手間いらずの焼き芋の再加熱方法をお届けします。
１．耐熱性のある皿に焼き芋をセットする
２．電子レンジで200W程度の低出力で1分ごとに温める
３．焼き芋が充分に温まらない場合は、1分毎に追加で加熱する
電子レンジで焼き芋を加熱する際の秘訣は次の2点です。
これらのコツを踏まえて、具体的な方法を詳しくご説明します。
段階的な低温加熱でふっくら仕上げ
電子レンジでの加熱は意外と一筋縄ではいかなく、食材が予想外に乾燥し硬くなってしまうことがしばしばあります。
私も経験があるのですが、さつまいもをレンジで急速に加熱した結果、部分的に乾燥し硬くなってしまったことがあります。
特に焼き芋は、電子レンジ加熱時に水分が蒸発しやすいです。焼き芋の魅力は、あのねっとりとした食感にあるわけですから。
そこで焼き芋をレンジで加熱する時は、低出力で段階を追ってゆっくりと温めることがカギ。そして、その間に様子を見ることを忘れずに。
さらに、電子レンジ加熱では温まり方にムラが出やすいため、追加で加熱する際には焼き芋を反転させ、均一に温めることが推奨されます。
ラップを使わずに温める
普段食べ物を温める際にはラップが常用されますが、焼き芋を温め直す時は異なります。
焼き芋にラップをしてしまうと、内部の水分が閉じ込められてしまい、湿り気のある食感になってしまうのです。
サクサクとした素朴な食感を楽しみたい場合は、焼き芋をラップせずに加熱することを推奨します。
※なお、もっちりとした食感を好む方は、ラップをして加熱することも検討してみてください。
オーブンで焼き芋を再加熱し、ふっくらとさせるコツ
オーブンを持っている方に朗報です。焼き芋の再加熱にオーブンを使用することで、焼き立てのような仕上がりを実現できます。
１．焼き芋をアルミホイルでしっかり包む
２．オーブンを160℃に設定し、10分間焼く
アルミホイルで包むことにより、焼き芋の中の水分が逃げるのを防ぎます。
ここで大切なのは、電子レンジと同じように、低温でじっくりと加熱することです。
通常、焼き芋をオーブンで作る際は160℃で90分かけますが、再加熱の場合は10分でOKです。
ただし、オーブンで加熱する際の注意点は、表面は熱くなるものの、中が冷たいままになりがちな点です。
特に厚みのある焼き芋の場合、中心部まで熱が行き届かないことがあります。
そういった厚みのある焼き芋や大きな焼き芋を加熱する際は、10分の加熱後、オーブンの扉を開けずに内部にしばらく放置すると良いでしょう。
余熱を利用して、内部までしっかりと熱を通すことができます。
ただし、取り出す際は非常に高温になっている可能性があるので、火傷には充分注意してください。
トースターで焼き芋をふっくら再加熱するコツ
少しの手間を加えるだけで、トースターでも焼き芋をしっとりとした状態で温め直すことができます。
１．焼き芋を湿ったキッチンペーパーでくるむ
２．次に、アルミホイルでしっかりと包み込む
３．トースターを180℃に設定し、約5分から6分加熱する
トースターはヒーターが食材に近いので、直接熱が当たりやすいです。
これにより焼き芋が簡単に焦げてしまうため、アルミホイルで包むことが必須です。
また、トースターで加熱する際には水分が蒸発しやすいため、湿ったキッチンペーパーで包むことで、焼き芋の水分量を保つのがコツです。
自宅でできる焼き芋のしっとり再加熱ガイド
自宅で焼き芋を再加熱し、そのねっとり感を取り戻す様々な方法をご紹介します。
●焼き芋をラップせずに加熱すると水分が過度に失われるのを防げますが、もっともちもちした感じが好みならラップで包んで加熱する方法もあります
●オーブンで焼き芋を再加熱するときは、アルミホイルで包んで160℃で約10分間加熱
●大きめの焼き芋や分厚い焼き芋は、加熱後にオーブンの扉を閉めたまま余熱でじっくり温めると、中までしっかり温まります
●トースターで焼き芋を温める際は、アルミホイルで包むことで焦げるのを防ぎます
少しのアイデアで、冷めてしまった焼き芋も、家庭で簡単に美味しくねっとりと温め直すことが可能です。
特にオーブンを使った方法はおすすめです。
時間は少し要しますが、焼き立てのような美味しさを再現できます。
さらに、最新のトースターにはスチーム機能が搭載されているものもあり、アルミホイルを使わずに焼き芋を美味しく再加熱できるかもしれません。
この方法も実際に試してみて、結果が出ればさらに情報をアップデートしたいと思います！
